ルイ・ヴィトンのさくらんぼ

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フランスの老舗ブランドがこんなに売れる都市は、世界でもほかにないでしょう。もともと、ルイ・ヴィトンは十九世紀末にフランスで展示された日本のデザイン・ジャポニズムを基本にして、一松模様をやってるんですから日本人に受け入れられるのも理解できますが…。
デザイナーのマーク・ジェイコブスの服はあんまり人気ないですが(僕はそう思うけど)、アーティストの村上隆がコラボレートした鞄は大人気ですね。いま六本木ヒルズの店内には「さくらんぼ」の彫刻と鞄がさりげなく飾られています。
村上氏は日本画を現代に翻案し、「スーパーフラット」という概念で、いわゆる「アニメ絵」で欧米のアート業界に挑戦している男です。つまりは、「アニメ絵」は現代の「浮世絵」であり、秋葉原のおたくは、江戸時代の歌舞伎のひいき筋みたいなものなんですね。そう思うと、歴史は糸でしっかり繋がっています。
戦前は、古川の下から歌舞伎座まで船で出かけたそうです。いまでは高速道路が頭上に張りめぐり、暗渠のようです。(悲) 蓋し、おたくの船・川はネットなんでしょうね。

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