Core on those voices

AIの進化は凄まじい。制作に使ったAIの「Suno」は、米国マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置くスタートアップ企業 Suno, Inc. によって開発され、歌詞やテーマなどのテキストプロンプトを入力するだけで、ボーカルと楽器を含むオリジナル曲を自動生成する機能を持ち、大手レーベルとの提携も進み、AI音楽制作の代表的なツールとして注目されているという。

エリックドルフィーをオマージュし、現代的(2026年らしい)フリージャズの黎明期を再現してみた。力量のあるミュージシャン、エンジニアの力を借りなきゃできない場面を独りで想像する悦楽は、新しい音楽空間を開いていく。譜面化したところで、自分で演奏は出来ないので、デスクトップ音楽家のヨチヨチ歩きで楽しみたい。

Core on those voiceshttps://suno.com/s/Yx2DzlMgOPH4pRth

Wadia170 iTransportに惑う。

170i_2_400
デジタル・オーディオに心が惑う。
普段のアウトドアではi-podを愛用している私であるけれど、自宅のオーディオセットに繋ぐと(ヘッドフォン出力から)満足するレベルではないなと判断していた。が、Wadia社から6月に発売されるWadia170は、デジタル信号で直接i-podからの音源を出力できる装置である。デジタル/アナログの両方でオーディオ出力可能であるが、本来のパフォーマンスはデジタル入力で発揮される。大変興味をそそる製品だ。
大量にあるLPとCDの保管状況を考えると、完全デジタル化してしまったなら、自宅のインテリアがすっきり片づくに違いない。理屈は分かっても、アナログ装置を捨てられない人もいるだろう。僕もいままでは、ハイレベルなオーディオに適している装置がないなどと意味なく誹謗し、内心言い訳をしていた。が、(勿論スタジオの現場では完全にデジタルなことは承知しているが…)ここまで安価な価格<税抜き59800円>で高級デジタルオーディオメーカーのWadiaが装置を発売され、この日がとうとう来たかという気がする。大げさに言えば、子供の頃から親しんだパッケージ・音楽文化の終焉である。2008年現在、世界最大音楽セールスショップがi-Tuneだというのだから仕方ない。
ジッターからも解放された高品質の音というものを、早く味わってみたいと思う。やがて所有する大量のCD/パッケージメディアたちはデジタル・データとなってしまう日が遠くないかもしれない。それでもささやかな抵抗として、昔コレクションしたLPレコードたちは残したいけれど。
<tokyotaro>

初期型i-podを探し出し、アークティック・モンキーズを聴く♪

Arctic_monkeys
北極の猿たちという不思議な名前のバンドを知ったのは、四月のロンドンのレコード店だった。
長らくロックとは遠ざかっていたので、とても印象的なCDジャケットのタバコを吸う男の写真を見、印象にあったのだが、買ったのはつい数日前だ。音楽の仕事とも遠ざかり、まったく自分の音楽情報の収集能力の低下に嘆く。
そこで彼らの音楽を聴いて衝撃を受け、感動した。PCの発達でサンプリングと打ち込みが多くなり、次第に音楽に飽きてしまった私にとって久々の福音だった。
(彼らのmyspaceで視聴できます♪)
パンクロック→テクノ→オルタナティブ・ロック→アンビエント・テクノと、70年代後半から90年代半ばまでは同時代の音楽を聴いてきたけれども、埃を被っていた初期型i-podについ最近入れたプレイリストを眺めると、入っているのは、キース・ジャレット、ビル・フリーゼルのようなECMのジャズ、またはドナルドフェィゲン等AORになっていた。そしてロックもデビットボウイ、エルビス・コステロのベストという状況だった。もはや青春を懐かしむ、カラオケオヤジそのものである。
初期型i-podに”Whatever people say I am, what I am not”を入れる。大音量で聴く。コンピューターのハイサンプリングの情報と洪水を抜けた後にある、生の響きは鮮烈だ。
英国シェフィールドの二十歳の少年たちのおかげで、精神のアンティ・エージングが出来た私である。