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台風18号が来る。
都内から鹿嶋へ高速道路を走ると、一時間半で鹿島灘へ出た。
鹿嶋は古来より、風土記にも記されている土地である。鹿島灘は太平洋に面し、荒々しい海が一面に拡がっている。空は果てしなく、水平線の果てからスウェルがやってくる。ちょうど台風の影響で普段よりも海は荒れていた。
サーフィンに良いかたちの波ではなかった。潮来から国道51号を北上すると、旭村に至る。鹿島灘を望む眺望は素晴らしく、気持ちの良い場所である。かつてヴィラトレディオという名の瀟洒なホテルがあったそうだが、現在は営業していない。やがて塩が満ちた海風に朽ち、廃墟となってしまうだろう。海岸に降りると、3-4人のサーファーが海に入っていた。オンショアの風が強く、ちょっと入る気持ちにはならなかった。確かに、ここにホテルがあっても、遁世を望む人しか来ないかもしれない。
そこから大洗へ北上。30分程度の道のりである。大洗のサンビーチで、買ったばかりのショートボードに乗った。いつも乗っているロングよりも1m以上短いので、自転車から一輪車に乗り換えたような感覚である。荒い波に揉まれながらも、ショートボードを楽しんだ。
翌日、大洗から日立へ北上する。距離にして40kmくらい。
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日立は工場もあるので、海岸の状況が想像できなかった。が、港の横にある浜は、とても綺麗だった。そこから丘に昇ると、日立の白い灯台が陽光に輝いている。海見ると、波がアウトで割れていた。潮が速いというので私は海には入らなかった。数人が浜から500mはアウトへ出て行くのを見たが、ガイドによると満ちると戻れなくなるらしい。
波がいいのに誰も入らないのは、なぜ??と思う。湘南ならショッカー軍団のように黒山になるだろう。
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その帰り、大洗海岸で入った。すると、見た目よりも潮の力が強く,辛かった。日立の潮の流れを思うと、自分の力量では難しかっただろう。
海岸を巡って旅をしてみると、東京から自動車で二時間圏内であっても、素晴らしい自然は残っているのだなと実感した。
<tokyotaro>
サーフトリップ:東京→鹿嶋→日立
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