ボクシング、内藤の勝利と視聴率28%

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ボクシングが脚光を浴びたのはいつ以来のことだろう。
亀田親子が懸命にボクシングへの耳目を集め、ヒール役として倒されるという物語を用意し、ボクシング=スポーツという純粋さを国民にメッセージを発信した。ボクシングはショーであり、スポーツである。平均視聴率28%(首都圏)を達成し、K-1等、空手系の格闘技が台頭するなかで忘れられていたボクシングに、ショーしても面白さとスポーツとしての純粋さを思い起こさせる試合だった。
勿論、偉大なボクシングの試合ではなく、技術的にも面白いものではなかったけれど、本来のボクシングの持っているメッセージが強く伝わったのではないかと、僕はこの試合を観て思った。
亀田親子の素晴らしい点は、ここまでショーとしての側面に注目を集めさせたことだ。しかし、クレイ(M・アリ)のもどきの饒舌を真似しても、彼らの言葉には品がなかった。それは本質的なボクサーとしての矜持が備わっていないからだ。
孤独であり、ストイックであるスポーツ。偉大なボクサーは詩人であり、孤独を削り取って生きている。真のボクサーは詩人に近いと、ノーベル賞作家・ジョン・キャロル・オーツも書いているように。
<tokyotaro>

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