経済・政治・国際

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混沌、あるいは入れ子化していく「私」の彼岸。

 東京は冬だったか。春もなく、いや夏だったかもしれない。  部屋。空虚さはここだけでなく、そこかしこに溢れていた。ペスト菌が溢れた世界にて、住居に流刑されたと言ったのはカミュだったが、極小さな無生物からの寄生に怯えて暮らす私たちも、同じよう...
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ジョージ・フロイド氏の無残な死

白人と体制(警察官)がひとりの男を殺した。 確かに犯罪行為が推量される状況だったかもしれない。しかしあの映像が「象徴」的につきつけた事実は、現在も世界に「白人」社会と「近代資本主義国家」が、多大な奴隷の犠牲によってはじまり、またいまもそれ...
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コロナウイルス後の世界:ボードリヤールの慧眼から現在を読み解く。

コロナウイルス後の世界はがどうなるか。「自由」は残るのか。ヨーロッパの「人間」を巡る歴史は崩壊する。
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「情報」と「言葉」の錯誤の果てに

僕自身も深く仕事では関わっているけれども、膨大なデジタル「情報」はその果てに、「死のメディア」になりうる警鐘を鳴らしたい。  いくらメディアの多様性や未来性を論じたところでも、「情報」と「言葉」とは同じではない。「情報」は「言葉」等を置換し...
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核事故の現況:なぜ民主党が収束宣言を野田内閣にて出したのか

日経新聞の夕刊に掲載された小さな記事。されど真実は重し。なぜ民主党が収束宣言を野田内閣にて出したのかについては、なぜか日本のジャーナリズムは分析も、批評もなし。収賄やら、枝葉末節の選挙違反等しか追わず。今なお溶け出している核燃料のみが事実...
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アントニオ・ネグリ氏の講演を拝聴し、やがて姜氏を応援する。

『<帝国> グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』により、世界的に注目された哲学者であり、左翼運動家であるアントニオ・ネグリ氏が初来日した。さまざまな思惑で招聘されたのだろうが、その事情については詳細を知らない。が、国際文化会館に...
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日本人にとって愛国とは、破壊や暴動ではなく、矜恃である。

愛国の心情を思い、歌を引用する。 おほきみの御稜威輝く日の本に狂業するな癡の漢人(平賀元義) 天皇の御稜威のかがやく皇國にむかつて、何のふざけた眞似をするか、承知をせぬぞ、癡呆の外國人どもよ、といふ意味である。萬葉集に、『いざ子ども狂業(た...
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ロンドン滞在にて日本の現況を憂う。

5−6年振りにロンドンに滞在している。 街を歩いていて思うのは、勿論ユーロ圏ではないけれど、欧州経済危機に日本がIMFに金を出すなんてバタバタしているのが無縁に感じる程、別の次元で好況のような気がする。同じような感覚は昨年の韓国でも感じた...
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原子力発電の事故、状況、様々なコミットメント。

3月11日以降の6ヶ月間、特に東日本に住まう人々には、生活と潜在するリスクについて深く、また人生のなかにおける自分の立ち位置を検証する時間だったと思う。仕事、家族、生活等、1980年代以降に発展したメディア主導型の消費謳歌社会が、決定的な問...
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伊ピニンファリーナを買収意向:中国メーカー3社が名乗り(中国)

ユニクロのジルサンダーと同じ方式ですが、日本メーカーにとっては脅威ですね。 ZARA、H&Mのような自動車メーカーが誕生するかも?という話題です。パラダイムチェンジが予感されますが、中国資本の生産品質の向上が鍵でしょう。 北京汽車や華晨汽...
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