文化・芸術

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ジャン・シャルル・カーズ氏のテースティングツアーに参加する。

フランス ボルドー・ポイヤックの著名なワイン醸造元である、CH.ランシュ・バージュ。オーナーであるジャン・シャルル・カーズ氏のテースティングツアーが開催されるというので、晩に丸の内のエノテカへ出掛けた。60名の定員が一杯であり、予約も困難...
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BEER&WINE STAND Sと13年の歳月

山本宇一氏から案内をいただき、渋谷に出来た新しいショップに出掛けた。昨年の話である。 駒沢のバワリーキッチンがオープンしたのは、もう13年前にもなるだろう。彼は、その当時からの知り合いである。当時、僕はアメリカの資本の広告代理店に働いてい...
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現在は過去の文化の複製を生み出し、そこに文化を感じていることで危うげに結びついている。

現在は過去の文化の複製を生み出し、そこに文化を感じていることで危うげに結びついている。多様であった文化は、「共通言語」として一元化されていく方向を進んでいる。世界は一元化した「共通言語」で人の魂を救済できるのであろうか。 メディアの技術は...
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グレン・グールドを聴く。生誕75周年CD80枚セットを買う。

   グールドを聴くたび思い出すのは、友達が『ばあさんが好きだからこのレコード録ってよ』と、当時僕が愛聴していたグールドのベートーヴェンのピアノ変奏曲をダビングしたことだ。当時使っていた貧弱なオーディオ装置でダビングしたテープだった。当時...
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NHK?? Vladimir & Rutchovを聴く。

北島三郎はアゲアゲを鼓舞していたように見えたけど、実は怒っていたそうだ…。 その直前に放送されていた昨年のNHK紅白歌合戦で、DJ・OZMAのバックダンサーの裸にかぎりなくちかい演出で苦情が殺到したという。その後のNHKの対応はまさに滑稽...
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短編小説:『花』

 雨後の照りつける陽射しのなか、私、凍ってしまう気がしたわとわたしの女がつぶやいた。暑い夏の陽射しと蒸風呂のような湿気のなかで凍るなどと口走る女が正常だとは思えなかった。が、結晶のように固まった光線が紫陽花の葉に照り返す光景には、普段の感...
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短編小説:『性物画』

  その穴は白かった。崖の岩肌が脆く崩れ、私は足場を失った。底の方へと落ちていく最中、私の意識が次第に妙な具合に明確になり、恐ろしいとか死ぬのではないかという不安の彼方に妙な希望を感じていた。私の存在は、その肉体の周りに纏わりついている空間...
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短編小説:『テープは反復する。まるでこだまのように』

指先が躊躇う。黒電話のひんやりとした感触。 耳を黒電話の受話器にあてる。ぽわんと外の空気から離されて、ツーっという音が響く。電信柱。その電話線を通って遥かかなたの交換機を通じ、その先にある漁港に通じる道を通り、田園に広がる里山の森のひっそり...
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キース・ジャレット。現在最高の音楽を聴く

耳を澄ますと、いまでもキースの弾いた旋律が聴こえてくる。 10月にキース・ジャレット氏が来日し、大阪と東京でソロ・コンサートを開いた。主催者の鯉沼ミュージックによると、キースがソロコンサートを開くのは、今では日本だけらしい。キースの独特な...
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フェルメール・レンズ・記憶

『デルフトの眺望』という画は、オランダの画家・フェルメールの作品である。初めて図録で見た時、十七世紀を覗く窓のようだと感銘した。作品はハーグにある、マウリッツハイス美術館にあり、僕は一度本物を見たことがある。勿論本物も素晴らしいが、図録で...
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